ケアハウスかつやま

軽費老人ホームについては、平成二十年厚生労働省令第百七号軽費老人ホームの設備及び運営に関する基準第二条により、次のように定められています。
１　軽費老人ホームは、無料又は低額な料金で、身体機能の低下等により自立した日常生活を営むことについて不安があると認められる者であって、家族による援助を受けることが困難なものを入所させ、食事の提供、入浴等の準備、相談及び援助、社会生活上の便宜の供与その他の日常生活上必要な便宜を提供することにより、入所者が安心して生き生きと明るく生活できるようにすることを目指すものでなければならない。
２　軽費老人ホームは、入所者の意思及び人格を尊重し、常にその者の立場に立ってサービスの提供を行うように努めなければならない。
３　軽費老人ホームは、地域や家庭との結び付きを重視した運営を行い、社会福祉事業に関する熱意及び能力を有する職員による適切なサービスの提供に努めるとともに、市町村（特別区を含む。）、老人の福祉を増進することを目的とする事業を行う者その他の保健医療サービス又は福祉サービスを提供する者との密接な連携に努めなければならない。

ケアハウスかつやまは、老人福祉法一部改正前の規定（下記、③ケアハウス）により、平成１１年９月から定員３０名で事業を開始しました。

軽費老人ホームは、無料又は低額な料金で、老人を入所させ、食事の提供その他日常生活上必要な便宜を供与することを目的とする施設です。（老人デイサービスセンター、老人短期入所施設、養護老人ホーム、特別養護老人ホームを除く。）　※居室は、原則として個室です。

①軽費老人ホーム（A型）　ｱ.６０歳以上（配偶者と共に利用する場合は、どちらかが６０歳以上）の者で、身寄りのない者又は家庭の事情等によって家族との同居が困難な者であり、生活費に充てることのできる資産、所得、仕送り等又はそれらを合算したものが、一人月額３４８,０４０円（但し、２００２年の場合）以下のものである者が利用対象。　ｲ.食事を３食提供します。

②軽費老人ホーム（Ｂ型）　ｱ.６０歳以上（配偶者と共に利用する場合は、どちらかが６０歳以上）の者で家庭環境、住宅事情等の理由により居宅において生活することが困難な者が利用対象。（但し、自炊ができない程度の健康状態にある者を除く。）　ｲ.食事は、原則として自炊です。

③ケアハウス　ｱ.６０歳以上（配偶者と共に利用する場合は、どちらかが６０歳以上）の者で自炊ができない程度の身体機能の低下等が認められ、又は高齢等のため独立して生活するには不安が認められる者が利用対象。　ｲ.食事を３食提供します。　ｳ.個別の日常生活上の援助及び介護を要する状態になった場合は、外部の在宅保健福祉サービス（ホームヘルパー、デイサービス等）を受けることができます。

※　現在、老人福祉法にこの分類はありません。軽費老人ホームは③ケアハウスのことを指し、①（A型）と②（B型）は、経過措置施設になっています。

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ケアハウスの利用対象者は、前記の通り「自炊ができない程度の身体機能の低下等が認められ、又は高齢等のため独立して生活するには不安が認められる者」ですから、１人又は（夫婦）２人だけでは（買い物、調理等ができずに）食事を摂ることが困難な方になります。現在の生活環境に不安のある方は、（ケアハウスゆくはし、ケアハウスゆくはし南館とも連携しておりますので）まず、担当者までご連絡のうえご相談いただければと存じます。

ケアハウスかつやま：電話番号０９３０-３２-８００１　または、特別養護老人ホーム勝山苑：電話番号０９３０-３２-４７７５　までご連絡ください。

ケアハウスは、介護が必要になった場合でも、施設（在宅扱い）で（可能な限り）生活することができます。（福岡県内施設の）利用料金は、福岡県軽費老人ホーム利用料等取扱要綱により示されていますが、「（3）居住に要する費用」は、当時の建設（材料）費用など（特に、都市部の施設は高額になります。）により一定ではなく、（差異が生じる）個々に使用する電気代、電話代などは別になります。また、訪問介護などの介護保険サービスを受けた場合はその費用も加算されますので、施設担当者によく説明を受けるようにしてください。